子宮筋腫の症状

子宮筋腫は種類によって症状の現れ方が違います。

子宮筋腫の代表的な症状は月経量が多くなることと月経痛です。
月経が10日以上も続いたり、出血量が多くなって貧血を起こしたり、動悸や息切れを起こす人もいます。
その他の症状としては月経以外の出血、腰痛、頻尿(トイレが近い)等があります。

子宮筋腫は、筋腫がどの方向に育っていくかで3種類に分けられ、種類によって、症状の現れ方にも違いがあります。

一番多いのが、子宮の筋肉の中で筋腫が大きくなっていく「筋層内筋腫」、次が子宮の外側に向かって成長する「しょう膜下筋腫」、そして数は少ないのですが症状が一番強く現れやすいのが子宮の内側に向かって発育していく「粘膜下筋腫」です。

症状は、できた場所によってまちまちですが、少し詳しく見てみましょう。

【粘膜下筋腫】

子宮筋腫の症状が一番強く現れやすく、筋腫は、子宮の内側に向かって発育します。
粘膜下筋腫は出血しやすく、まだ筋腫が小さいうちから出血がダラダラ続いたり、月経時の出血量が多いといった症状が現れやすいのです。
逆に、内側に筋腫ができるので、外からは触れにくいという特徴もあります。

子宮筋腫があると妊娠しにくくなるといわれますが、粘膜下筋腫は胎児が宿る子宮の内腔に筋腫が突き出てくるため、とくに妊娠しにくくなります。
不妊症の検査で筋腫が発見されることがよくあります。

【筋層内筋腫】

筋肉の中で筋腫が成長する筋層内筋腫の場合は、筋腫が大きくなるにつれ、子宮の内側をおおう子宮内膜が引き伸ばされていきます。
そのため、月経痛や月経時の出血が多くなり、下腹部を触るとしこりがわかるようになります。
ですが、筋腫がゆっくりと大きくなっていくと、自覚しにくいこともあります。

【しょう膜下筋腫】

筋腫が子宮の外に向かって成長していくしょう膜下筋腫は、筋腫がかなり大きくなるまで症状が現れにくいのが特徴です。
ふつう子宮は60〜70gほどの重さですが、なかには1kg、まれには2kgもの筋腫を抱えるようになる人もいます。
しょう膜下筋腫は外からしこりとして触れるような大きさになっても、月経時のつらい症状がほとんどないことが多く、そのために見過ごされてしまうことも多いのです。

子宮筋腫自体は良性の腫瘍なので、命にかかわることはありません。
ですが、若い人では妊娠しにくくなったり、流産しやすくなったりするのも大きな問題です。

⇒子宮筋腫を自宅で改善する方法

 

サイトマップ